30代で会社に絶望。副業と転職を本気で準備した話

tsurumon1031

「この会社、本当に大丈夫なんだろうか…」

そう思ったこと、あなたにもありませんか?

この記事では、30代で働き盛りのぼくが「この会社に未来はない」と絶望した出来事をもとに、
そこからどうやって自分のキャリアを守る決断をしたのかをお話します。

この記事の結論

  • 会社が変わらないなら、自分が変わるしかない
  • 副業や転職という選択肢を“本気で準備”する

今の会社にモヤモヤを抱えているあなたにとって、
「自分はどうすればいいのか?」を考えるヒントにしてもらえたら嬉しいです!

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これはさすがに…会社に絶望した瞬間

先日、ぼくが勤務する会社で「これはさすがにダメだろ…」と思わずにはいられない出来事が起きました。

ことの発端は、来年3月納期の案件について作業が始まったばかりの時期に、会社が5月納期の大規模案件を新たに受注したこと。

問題は、ぼくたち設計課のメンバーがわずか4人しかいない中で、両案件の設計作業がほぼ同時期に重なってしまった点です。
しかも、5月納期案件に合わせて製作工程を調整するため、3月納期件を1ヶ月半も前倒しで仕上げなければならなくなりました。

この時点で、ぼくたち設計課に課せられたタスクは完全にキャパオーバー。
それに加え、ぼくたちが業務をこなすには、お客様側も早急に仕様を決めなくてはなりません。
お客様ですら、まだプロジェクトに本格的に関われていない状況で、「今月中にすべての仕様を決めてください」と言われても、それは明らかに非現実的⋯

さらに驚いたのは、5月納期案件を依頼してきたお客様の社長から、我が社に対して「貴社が今すでに抱えている3月納期の案件をこなして、我々の案件を本当に対応できるのか?」という確認メールが届いたことです。

つまり、外部から見ても不自然で無理のあるスケジュールだったのです。

現場を見ずに受注を決める幹部

事態の深刻さを設計課を統括する幹部に伝えたところ、返ってきたのは「仕事がなかったら困るでしょ」「私は設計図は見てないけど、とにかくやって」という無責任な一言…

本来であれば、スケジュールや工数、リスクを見極めてから受注の判断をするべきです。
でも幹部たちは、工数どころか案件の全体像すら把握せず、ただ「仕事が取れた」ことに満足してしまっていました。

しかも、こうしたことは初めてではなく、毎年のように計画性のない受注を繰り返し、そのたびにギリギリになって外注に丸投げ。
外注先のスケジュールへ無理にねじ込んでもらって、割増料金を支払うことで対応してもらいます。

利益が圧迫され、どれだけ従業員が必死に働いても赤字…そんな悪循環が常態化しています。

スケジュール崩壊と責任転嫁の連鎖

現場では、設計メンバーの間に「お客の要望なんて無視ししないと終わらないでしょ」「ウチが『今月中に決めないと対応できません』って言えば、責任は回避できるよ」という声が飛び交うようになってしまいました。

「顧客の要望を叶える製品をつくることで報酬をもらっている」という基本的な意識が、完全に薄れてしまっています。

ぼくはその空気がとても気持ち悪く感じてしまいました。

ただ納期に間に合わせるだけでなく、クオリティと顧客満足を意識して仕事をするのがプロとしての責任。

その意識すら薄れた職場は、活気もモチベーションも一切ありません。

「お客様のため」が消えた職場

この状況は、明らかに職場全体のモチベーションや価値観が崩れている証拠です。

みんな「自分の責任にならないように」とだけ考え、「どうすれば顧客に満足を与えるかたちで仕事をうまく回すか?」を考えようとしません。

一番の問題は、上層部が「仕事の効率性や利益、現場の疲弊」についてまったく無関心なこと。

オーナーが「受注可否のフローチャートを使え」と指示しても、それを無視して勝手に受注してしまう。

改善案が出ても、動く気配すらない。

そうして、同じミスを繰り返し続ける——。

「辞めたい」と思ったときに考えたこと

今回の件で、ぼくは本気で「この会社に未来はあるのか?」と考えました。

どれだけ改善を訴えても変わらない。
誰かが声を上げても、それがまったく聞こえてないかのように流されてしまう。

「今のままここにいたら、自分の成長が止まってしまう。腐ってしまう。」

そんな不安が頭いっぱいに広がっていきました。

だからこそぼくは、“副業”と“転職”両方の成功を視野に入れて、外の世界に目を向けようと、より強く思うようになりました。

この経験から学んだ、キャリアの守り方

今回の経験で痛感したのは、経営陣が変わらなければ、従業員がどれだけ改善策を実施しても会社は変わらないという事実。

どれだけ優秀な個人・チームが声を上げても、経営陣が本気で変わる気がなければ、現場は変わりません。

でも、自分自身のキャリアは、自分の手で守ることができます。

自分の手で守る手段として、ぼくの場合は、副業と転職活動を始めています。

正直にいいますと、今取り組んでいるこのブログも「収入につながれば」と思い始めました。
過去にブランドせどりやYouTube、noteにも挑戦しましたが、継続できずに挫折しています。
でも、このブログ執筆は、「書くことで誰かの役に立てるかもしれない」という貢献感が得られ、今でも継続して続けられています。
始めたばかりで収益なんて何も出ていないですけれど笑

そして同時に、転職活動も本気で始めました。
現在は、転職エージェント”JACリクルートメント”を通じて活動中です!
8月の3週目を予定に、はじめての面接も控えています。
”いざとなったら辞められる”という状態をつくることで、日々の不安とストレスから押しつぶされない精神状態を作るつもりです。

この活動をしているからこそ、精神的にもまだ救われているし、「いざとなれば辞めてもいい」と思える心の余裕がでてきたと感じています。

まとめ:会社は変わらない。でも自分は変えられる

ぼくが経験したような会社の闇、あなたの職場にもあるかもしれません。

そんなとき、無理に我慢する必要はないとぼくは考えています。

今回の件で、本当にそう感じました。

変わらない会社に自分を合わせるのではなく、自分の未来のために一歩踏み出す勇気を持ってほしいです

副業でも、転職でも、勉強でもいいと思います。

「会社は変えられない。でも自分の人生は、自分で変えられる」

その第一歩を、ぜひあなたにも踏み出してほしいです!

ぼくの体験が、そんな気づきのきっかけになれば嬉しいです!

あなたにいい明日がありますように!

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つるもん
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30代おにおじアップデート研究員
30代おにおじアップデート研究員「つるもん」です。 “おにおじ”とは、「おにいさん」と「おじさん」の狭間にいる30代男子を指す、私の造語です。 収入アップのためのアクションや、読書を通じてえた学びの実施、そして外見やメンタルのブラッシュアップ——’’30代からでも人生をアップデートできるのか?’’ このテーマのもと、当ブログ「30sおにおじアップデート研究Lab」で実験中。 成功も失敗もすべてリアルに記録し、読者の方々が次の一歩を踏み出せるヒントと勇気をお届けます。
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